投稿日 2023.05.17

最終更新日 2023.05.17

セールスフォース(Salesforce)のパートナー活用における成功事例とは?

セールスフォース(Salesforce)のパートナー活用における成功事例とは?

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セールスフォースのパートナーとは、一体どのようなものなのでしょうか。ここでは、セールスフォースのパートナーの概要やパートナーの活用による成功事例を紹介します。

セールスフォースのパートナーとは?

セールスフォースのパートナーとは、よりセールスフォースを効果的に活用できるようサポートするものをいいます。具体的には、セールスフォースの導入・開発・運用支援・コンサルティング・アプリ開発などのサポートを行います。セールスフォースの導入にあたり、どのようなシステムが必要でどのように活用するのか、またセキュリティ面に問題はないのかなど、何かと不安材料は多いものです。そこで、このような不安を解消するため、役立つのがパートナーの存在です。

パートナーはセールスフォースの導入によって経営効果を向上させることを主な目的としています。セールスフォース導入前のプラン選択からセキュリティの設定、研修にいたるまで一貫したサポートを実施します。

セールスフォースのパートナー活用による企業の成功事例

パートナー活用による企業の成功事例は数多くあります。ここでは、企業の成功事例をいくつか紹介します。

株式会社NTTデータ×小田急電鉄株式会社

NTTデータは店舗やECサイトといった顧客接点を融合したCRMを実現すべく、セールスフォースに関する確かな知識を持つ人材が支援を行っています。日本の大手私鉄である小田急電鉄は、小田急ポイントカード会員の高齢化やデジタルチャネルへの対応の遅れを課題と捉えていました。そこで、小田急ポイントアプリのキーポイントなるデジタルマーケティング基盤導入のため、NTTデータに依頼したのです。実店舗に来店したお客さんが会員登録まで進まないケースが多く、NTTデータは原因調査を実施しました。

調査・分析によって会員登録フローのうち離脱が多い箇所を突き止め、アプリの手直しにつなげています。その結果、次世代顧客の獲得や年代間の偏りを改善することに成功したのです。

株式会社日立ソリューションズ×DIC株式会社

日立ソリューションズでは、セールスフォースの自社の活用経験を生かし、導入から開発、運用にいたるまで一貫したサポートを実施しています。印刷インキメーカーの世界トップシェアを誇るDIC株式会社では、営業フィールドが広く顧客ニーズや市場動向、商談の情報がタイムリーに共有できていないことを課題としていました。また、報告書や会議資料の作成に時間がかかっていることにも頭を悩ませ、日立ソリューションズに依頼したのです。

日立ソリューションズはセールスフォース導入におけるプロジェクトに携わり、担当者がアドバイスやサポートを行いました。その結果、情報共有のスピードが改善し、量や厚みも飛躍的に向上したそうです。また、営業活動全体の時間の使い方が変わり、資料作成にかける時間の大幅な削減に成功しています。

パートナー活用のメリット

セールスフォースのパートナーを活用すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、代表的なメリットをいくつか紹介します。

セールスフォースの必要性を判断できる

セールスフォースに興味はあるものの、本当に自社にとって必要なものなのか、判断に悩むケースもあるでしょう。あまり必要がないのに導入を行うと、無駄な費用がかかる原因につながります。確かな知識を持つパートナーに相談すれば、自社の状況や営業スタイルなどを踏まえて、セールスフォースの必要性や相性を判断してくれます。納得したうえで導入を決められることがメリットです。

自社に合うセールスフォースのプランを選べる

セールスフォースは利用できるプランがわかれており、それぞれ料金も異なります。パートナーに相談することで、自社に合う最適なプランを選択できます。

セールスフォースの効果的な使い方を学べる

セールスフォースをせっかく導入しても、使い方がわからなければ十分な効果を引き出すことが難しくなります。パートナーに依頼することによって、使い方の指導を受けられます。詳しい使い方を学ぶことで、セールスフォースを効果的に活用できるでしょう。

セキュリティ設定やデータ移行などにおけるミスを予防できる

セールスフォースのセキュリティ設定やデータ移行を自社で行うとなると、手間や時間がかかるものです。パートナーに一任することによって、設定や移行にかかる手間を削減できます。また、十分な知識を持つパートナーに依頼すれば、移行や設定の作業時における個人情報の漏えいミスなどを効果的に防ぐことが可能です。

導入後の研修を任せられる

セールスフォースは従業員にきちんと使い方を指導することが重要です。パートナーに依頼すると、セールスフォース導入後の研修まで任せることができます。自社で教育する手間を省けるでしょう。

セールスフォースのパートナーの種類

セールスフォースのパートナー企業にはいくつか種類があり、それぞれ役割も異なります。ここでは、主なパートナーの種類とその役割について解説します。

コンサルティングパートナー

コンサルティングパートナーは、セールスフォースの導入や定着化をサポートするものをいいます。セールスフォース製品のプラットフォームを基盤とした支援サービス、また導入後のサポートを行います。

アップエクスチェンジパートナー

アップエクスチェンジパートナーは、セールスフォースのプラットフォーム上で利用する、便利な外部アプリを提供するものをいいます。特定の機能に特化したツールを提供していることが特徴です。

再販パートナー

再販パートナーはセールスフォース製品を再販売価格維持契約で販売するものをいいます。

業種・ソリューションパートナー

業種・ソリューションパートナーは特定の業界・業種に特化したソリューションを持つものをいいます。

NPO支援パートナー

NPO支援パートナーはNPO団体向けに割引価格でサービスを提供するものをいいます。

セールフォースのパートナーを選ぶ際のポイント

セールスフォースのパートナーを探していると、数多くの企業がありどこを選ぶべきか悩むものです。そこで、ここではパートナーを選ぶときのポイントを紹介します。

導入事例を参考にする

パートナーを選ぶ際は導入事例を参考にすることが大切です。導入や定着の事例が豊富な企業であれば、安心感が高まります。また、同業他社の導入事例をチェックすることがおすすめです。似たような経営課題を抱えた企業の成功事例があれば、自社の問題も解決できる可能性が高いでしょう。
 
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サポート体制を確認する

パートナー選びにあたり、重要になるのがサポート体制の充実度です。セールスフォースを社内に定着化させるためには、従業員への教育やワークフローの構築が不可欠です。しっかり社内に定着させるためにも、基本的なマニュアル要素だけではなく、細部までサポートしてくれるパートナーを選びましょう。具体的には導入前後のアドバイスや支援、経営効果の出るノウハウの提供や活用方法の提案などのサポートがあるパートナーを選ぶことがおすすめです。

ユーザー同士のコミュニティがあるか調べる

パートナーによっては、同じ目的を持つ利用者同士がコミュニケーションを取れる場を用意していることがあります。利用者同士が交流を持つことによって、新しい発見を共有できます。このようなパートナーを選ぶと知見が深まり、セールスフォースをより有効活用できる可能性が高まるでしょう。

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Fabeee株式会社ではSalesforceの導入支援をしております。こちらの資料ではSalesforceを導入を検討している方や既に導入をしているが構築フェーズでの課題や運用をしているが定着しない方へSalesforceの導入、運用から定着までプランをわかりやすく掲載しております。

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この記事の監修者

阿部 雅文

阿部 雅文

コンサルタント

北海道大学法学部卒業。新卒でITベンチャー企業入社し、20代で新規事業の事業部長を経験。その後さらなる事業開発の経験を積むために、戦略コンサルティングファームにてスタートアップ企業からエンタープライズ企業のデジタルマーケティングや事業開発におけるコンサルティング業務に従事する。2021年5月にFabeeeにジョイン。DXコンサルタントとして大手メーカーや総合商社などを担当するほか、数多くのクライアントから指名を受け、各社の事業開発を支援中。多忙を極める中でも、丁寧で迅速な対応が顧客から高い評価を得ている。